技術面と自分に対する評価への不安

IT業界で仕事をするときに不安を感じる部分の1つが、技術面ではないでしょうか。
IT業界では、技術の入れ替わりが早い傾向にあります。半年や1年で新しい技術へと変わってしまうことを考えれば、常に最先端の技術を追い求めていくことが必要になってきます。最先端の技術を持っていなければ、自分の今持っている技術が必要とされない可能性があると考えたときに不安になるはずです。
しかしこの問題は、考え方次第で希望にも変わるのではないでしょうか。
最先端の技術を持っている人を、企業は必要としています。つまり、最先端の技術を持っている人は企業から高い評価を受けられるということになるのです。企業から高い評価を得ている人に支払われる金額は高くなるでしょう。

次に感じる不安が、自分に対する評価ではないでしょうか。
企業に勤めている場合にはチームで仕事を行うことが多くなるため、仕事に対する評価はチームとしての評価となってしまう傾向が強いです。チームとしての評価は自分一人の技術力に対する評価ではないため、自分がどれだけの実力を持っているかを知ることができません。
そういった不安を感じている人には、フリーランスへの転職を視野に入れてみてはどうでしょうか。フリーランスであれば全ての業務を自分一人で行うことになります。自分一人で仕事を行うようになれば、仕事の出来は全て自分の仕事に対する評価です。
フリーランスで働いていくことで、自分の実力を知ることになるのです。自分の実力次第では、企業に勤めていた頃よりも大きな収入を得られるかもしれません。
しかし、仕事の評価は決して実力だけで得られるものではないのです。自分の評価を上げるための努力をしなければ、企業に努めていてもフリーランスとしても正当には評価してもらえないということを忘れてはいけません。